まうす

バービーのまうすのネタバレレビュー・内容・結末

バービー(2023年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

台湾帰りの飛行機にて。
ふざけてるようで、でもメッセージ性はあって。良いなと思うシーンもあれば「ん?」となるシーンもある。飲み込みきれていない部分もあった。
フェミニズムであり、反トキシックマスキュリニティであり、性別に関係なく「こうあるべき」からの解放のお話。
人間になって婦人科を訪れて終わり!はちょっとよく分からない。

人間のママが女の生きづらさをずらずら言ってくやつ、「ああ、日本だけじゃなかったんだ」となった。そしてここまで言語化できるのすごすぎた。

バービーがリアルワールドに来た時に、色んな人からみられるあの感じ、「うわあ〜よくあるやつ〜これ描いたか〜!すご〜!」となった。
女の人は特に共感できるシーンだと思う。あれほど直接的に言葉を浴びせられこそしないものの、じろじろ見られたりニヤつかれたり、あれ本当に不快で不愉快で、なのに自分が悪いように感じるし、なんなら日本社会では「そんな見た目の/格好なのが悪い」になってしまう。
海外に行くと、この視線を浴びることって少ないし露出する人も多いし、欧米ではそうでもないのかと思ってたんだけどそんなことなかったようだ(2度目)

バービーとの仲直り(?)でキスしようとしてきたケンを「そうじゃない」ってはっきり止めるの地味にすごい。
そうあるべきなんだろうけど、私なら(まあいっか…)って雰囲気に飲まれてしまうもんね。
まうす

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