世界観がスーパーかわいい！バービーのドールハウスは自分も持ってたし、あの頃の思い出に浸りながらも、大人になった今直面している現実社会の問題にも共感しながら観た。
フェミニズムは男性に対する物も含めた全ての性差別に反対するというメッセージをこんなにもポップに、コメディの姿勢は崩さずに描く映画は現代に必要だよ。
マテル社の自虐ネタとかメタ的な発言とか知ってると笑える。
これを観て説教臭く感じる人は、その状況が悪だと自覚しつつも自分はそこからメリットを享受している側にいて、図星をさされた気分になるからだろうか。
自己主張の激しい女は鬱陶しいとか、メソメソする男はキモいとか、男は強くあるべきとか、女は男の3歩後ろを歩くべきとか、そういうのもううんざりだから、これくらいキラキラハッピーなパワーで殴ってくれたの超スカッとした。
