ポップな世界観と社会的メッセージ性のギャップがなんともいえない独特な作品。
アメリカやフランス、韓国ではこういうフェミニズムをテーマにした作品は何度か観たことあるけど日本でそういう作品はあっただろうかと思った。
少なくともここ最近で話題となるような作品はなかったように記憶している…
ただアメリカはそういった社会通念が当然なのかと問われたら現地ではカップルで鑑賞しに行った際に、男性側が理解できずに別れるなんて自体もあったらしいからあながちお国柄によるリテラシーの差異は実際そこまでないのではとも思った。
男や女という枠組みよりも先に個人としての自己認識を持てることこそが一番重要なことだと作中で描かれているのは普遍的メッセージな気がしている。