けーな

ハンズ・オブ・ストーンのけーなのレビュー・感想・評価

ハンズ・オブ・ストーン(2016年製作の映画)
3.6
実際するパナマの英雄的なボクサー、ロベルト・デュランの伝記映画。ハンズオブストーン(石の拳)とは、彼のニックネームである。

ロベルト・デュランのことは、全く知らず、デ・ニーロが出ているからという理由で観たけれども、なかなか良かった。トレーナー役のデニーロ、やっぱり巧かった。ロベルトを演じたエドガー・ラミレスも、巧かったと思う。有名になる前の、貧しかった時と、試合に勝って、裕福になった時の顔付きを上手く変化させていたし、ボクシングの試合の時の身体作りなど、見事だったと思う。

他の方のレビューを見ると、男の人達は、ほとんど皆、奥さん役のアナ・デ・アルマスに釘付けになったご様子…。あれで、5人の子供を産んだ役なのだから、びっくり。

私が、この映画で、注目した女優は、セクシーなアナ・デ・アルマスではなくて、エレン・バーキンとドレナ・デ・ニーロの2人。エレン・バーキンは、今作で、デニーロの妻の役を演じているが、1993年の映画「ボーイズ・ライフ」でも、デニーロの妻を演じていた。ちなみに、その時の息子役は、ディカプリオ。2人は、23年ぶりに、今作で、再び夫婦役を演じたことになるので、それが、興味深かった。

また、今作で、デニーロの娘(養女)の役を演じているのは、ドレナ・デ・ニーロ。実生活においても、ロバート・デ・ニーロの養女である(正確には、デニーロの1人目の妻の連れ子で、デニーロは、今も、養女にしている)。
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