デニーロ様が出演だと知って、うれしくなってすぐに鑑賞。本当に偶然見つけたのだ！よく見つけたなと、自分をほめたい！
実話だったことを最後に知り、これも驚き。パナマとアメリカの対立のことも、今回改めて知ることになった。日本人には到底わからない苦しみを抱えて生きているんだなと思った。でも、それをばねにデュランは一流のボクサーにのしあがっていく。レイとの心のつながりを感じて、胸が熱くなる。
それにしても、ボクサーって本当に大変。力や技はもちろん、いつも心は冷静でなければやってられない。だから、お互いに挑発しあったりして、相手の冷静さを失わせるのか。試合前からもう戦っているんだな。それに、減量。よほどの精神力がないと続けられない。一つの戦いの後、すべてを忘れたくなる気持ちもよくわかる。
それに加えて、デュランの場合は、国を背負っているところもあるものね。勝っているときは英雄。負けると負け犬。もう殺されかねない勢いで罵倒される。
ボクサーの奥さんも大変だな。そんな夫を陰で支えていかないといけないものね。以前見た「サウスポー」でも、奥さんが夫のいざこざに巻き込まれてたし。いやいや、頭が下がります。
ボクサーがテーマの作品は、どれも戦いまでにいろいろなドラマがあり、それに感動してしまうんですよね～！
