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ヒッチコック/トリュフォーのKのレビュー・感想・評価

4.6
「サイレントが原形」という考え方がとても素晴らしい。台詞なんて本当はいらないんだよな。なんてことを言うには台詞によって食らうことがあまりにも多くむしろ積極的に求めてすらいる自分ではあるけども、改めて映像で語るということの魅力を思い知った。併せて作家性というものの尊さも。「芸術家はひとつのことしかできない」という意見も全面的に支持したい。手を変え品を変えつつどうしても同じひとつのテーマについてばかり描いてしまう作家をこれからも追いかけたい。
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