キモサベ

ヒッチコック/トリュフォーのキモサベのレビュー・感想・評価

3.3
前からいい“画ずら”だなぁと思っていたんですよ・・・ジャケツの“ツーショット”のことです
本当に撮られた写真から、だったのですね・・・なおのこと、お二人の関係がよ~く表わされた1枚に“ガッテン”した次第です

もちろん、トリュフォーが有名な“ヒッチコック信者”であることは存じていました
そしてこのタイトルにあるヒッチコック解説本が、いかに映画人たちのバイブル的存在であったかも

この映画は、第一線で活躍する映画人たちのインタビューを通じてヒッチコックに迫ると共に、当時(62年)トリュフォーがヒッチコックに行ったインタビューの貴重な音源と写真で構成されたドキュメンタリー映画となっています

感想です
前から観たいと思っていた映画でしたが、遅ればせながらの鑑賞(2023年11月)となりました

ひとつひとつのシーン、さらにはショットにも、ちゃ~んと意味がある・・・こんなこと映画だから“当たり前”?、のことかもしれませんが、ヒッチコック監督はそれを“観客”の視点から表現し続けた映像作家だったことがよ~くわかりました

それと、映画史上に残る傑作シーンである、あの「サイコ」(60年)のシャワーシーン!・・・今回改めてその映像を紐解いてくれて“目からウロコ”の気がしました
キモサベ

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