このレビューはネタバレを含みます
鏡の国の赤の女王が「同じ場所にとどまるためには、絶えず全力で走っていなければならない」という名言を残している。
アイリッシュマンに登場する人物は皆現状維持や地位の為、日々尽力を尽くしている
「誰のた…
TIFFで鑑賞。
割と冒頭?の花を絵では映し、音は銃声を撮る形で殺人を描写していたシーンで一気に持っていかれた。
デ・ニーロ演じるフランクというギャングの視点から60.70年代のアメリカを映し出…
今年新作61本目(東京国際映画祭)
滑り込みで座席が奇跡的に確保できたのはかなりラッキーでした。ですが、三時間半にも及ぶ長尺に怖じ気づきそうになっていましたが、始まってみれば案外あっという間に感じま…
東京国際映画祭で。
なるほど、いまどきの映画会社では撮れないのも、ある意味納得の重厚感。
時代の再現も、キャラクターたちの歳のとり方も、手間暇かかってます。
デ・ニーロとパチーノは、これまでに…
スコセッシ監督『グッド・フェローズ』以来の傑作。久々に鳥肌が立った。このジャンルで、スコセッシに敵う監督はいない。ロバート・デ・ニーロ、アル・パシーノ、ジョー・ペシの3人を同じスクリーンで観れる至福…
>>続きを読む「日本よ、これが映画だ。」
アベンジャーズ第1作公開当時、このコピーは随分と物議を醸したものだが、今となっては「マーベル作品は映画ではない」と発言したスコセッシが世界中の映画ファンに叩かれている。…
おっとり・より正確的確も、いつもの慣れ親しんだスタイルでまたかと思い、リズム・テンポがのろく、緩んだ『グッドフェローズ』のように始まった作品は、やがて下層出の人間ばかりで大して気の効いた台…
>>続きを読む©Netflix