違和感は多少あるが、ロバート・デ・ニーロの最新技術による若返りがすごい。
フランクの瞳の色が綺麗なグリーンブルーだったのが印象的だった。
マフィアは、依頼を受けてもしっかり裏を調べないと上司が絡んでいる危険性もあり、ちょっとしたミスが命取りになる。
終盤、"誰を守っているのか"と問われるフランク。墓場まで持っていく覚悟ではいるが、自分の犯した罪を告白してしてしまいたいという気持ちもあるのだと思う。
"歳を取ってから時の速さに気づく"
今までやってきたことは何だったのか。家族に囲まれて過ごす人生も選べたのではないか？
フランクが今までしてきたことの代償をみて、人生で大切なものを気づかせるような終わり方だった。
"監督・出演陣が語るアイリッシュマン"をみて、3人ともCGをしていたとは思わなかった！
代役を立てずに若い頃を演じるには、顔の若さもそうだが、動きも若返らなくてはいけない。
