冒頭で思ったことは「あ、ヤバい作品に手を出してしまったかもしれない」
前情報無しでジェイク・ギレンホール出演というだけで観てみたのですが、オープニングには完全に置いてかれました。
芸術は難しい…
別れた元夫から送られてきた小説を読んで行く訳ですが、これがまた現実だったら発狂しそうなほどのストレス作品。
作品全体として暗闇の中を歩いているように、どこに向かいどう歩いているのかがわからないまま彷徨わせて来ます。
小説の結末と同時に気になるのが、そもそもコレを元妻に読ませる意図。
現在と過去と空想(小説)を行ったり来たりしていくうちに、それぞれ人物の印象が大分変わっていったのは非常に面白かったです。
この物語のラストに快感を覚えてしまった私は性格が悪い…?