2023年、206本目、再鑑賞。
度肝を抜かれる冒頭のインパクト。
元夫のエドワードから届いた暴力的でショッキングな内容の小説。
主人公のスーザンと共に残酷な世界に引き込まれる。
これは彼女への復讐なのか、それとも…
不穏な余韻と謎を残したままのラストは観たままには受け取れない、深読み必須の作品。
私はこれはエドワードの恨み節はなく小説の主人公トニーは今のスーザンを表していて、今の現実のままでいいのか?と言われている気がした。
腑に落ちないのは、なぜスーザンは自分で買いつけたアートを忘れていたのか?ということ。
夫のハットンはなぜエドワードの存在を知らない?
一番恐ろしい想像は、そもそもエドワードなんて存在したのか?という事。