あおいことり

ホールドアップダウンのあおいことりのネタバレレビュー・内容・結末

ホールドアップダウン(2005年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

持ち点1.0±
★演者 0.5
★演技 0.25
★感情 0.25
★美術 0.25
★評価 0.25
★特筆 - 0.5

クリスマス・イブに大金の入ったコインロッカーの鍵を巡って6人の男たちが振り回される話。

《感想》
岡田君が良い役をもらってた。投げ銭を奪った二人組を追いかける走りっぷり、ガチガチに凍ってる姿に笑った。冷凍人間は岡田君の顔の濃さがなければ笑えない。いのっちの鉄オタも良かった。廃墟でのアクションシーンは決着つかず、混戦しまくりで少し長く感じた。凝った演出だったので主演達は楽しそうだった。いつも後半に面白さが失速するため少し減点。ロケ地のホテルグリーンプラザ上越が素敵だった。

《メモ》
タクシードライバーのスリーブガンを袖に仕込んだり、西部劇風の手の動きを見せる坂本君。香港映画風の5人のアクション。スティーブン・Kのシャイニングを意識した幽霊の導入シーンなど映画の小ネタもちょいちょい挟まれていた。

《考察》
聖なる夜を意識したドタバタ劇。
森田君は元牧師で自身も迷える子羊的な存在。聖なる夜に霊を浄化して自分にも赦しを与えていた。岡田君は東洋のイエスで盗難、事故、冷凍人間と受難を受けるが、解凍され復活。大金を得ることで昇天。最後は岡田君が復活したから他の罪を犯した全員が罪から解放されて幸せそうなエンディングで終わった…?みたいな解釈をした。
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