片腕マシンボーイ

奴隷市の片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

奴隷市(2012年製作の映画)
2.2
緊縛系の映画は友松監督の「KINBAKU」シリーズが圧倒的過ぎて、あれが基準になっちゃうとどうしても満足出来なくなってしまうよなぁ…

SM誌を出版している知人が定期的に行う奴隷市に場所を貸している旅館の主人、しかし!その知人が女将の中に眠るドMっ気に気づき、そそのかして連れ去ってしまったぞ!って話

本作は監督が女性ということもあって、緊縛シーンとかもとても美しく撮られてまして、良い意味でも悪い意味でもエロさはあまり感じられません
ストーリー的にもなぁ、メインの登場人物3人とも中途半端なヤツらなんよなぁ、どいつもこいつも性欲に振り回されてアタフタするばかりで、縄で縛ったり縛られたりしているものの…マシンボーイには3人とも性欲で雁字搦めに見えましたわぁ

でもな、嫁を拐かされる旅館の主人役は川瀬陽太やからな!嫁に夜の営みを拒否られスンスンする哀しそうな川瀬陽太も、嫁が姿を消しアタフタする川瀬陽太も、何とか嫁を取り戻そうとフンフン鼻息荒く奮闘する川瀬陽太も、可愛かったからまぁ良しとするかぁ
ってかハッピーエンドみたくなってるけども…これがハッピーなんかはソフトMなマシンボーイ程度では理解が及ばない謎ラストやったなぁ