湯山敬

JAWS IN JAPAN ジョーズ・イン・ジャパンの湯山敬のレビュー・感想・評価

1.0
笑えないくらいクソ作品って聞いたから観たけど、もしこれが学生が作った作品だったとしてもキレてた。


基本的に沖縄に来た二人のギャルの話と、二人が渡されたカメラに写っていた過去に沖縄を訪れたギャル三人の話が同時進行で進む。
70分ある内の65分はギャルたちの話。最後の最後にやっとサメが出てきて主人公たちを襲う。


最後にしか題名になってるサメが出てこないって時点でクソ確定だけど、それ以上に現地住人の行動が意味不明。
一体あいつらは何者なの?サメに餌を与える役なの?そこらへんをハッキリ描いてくれないと何が何だかさっぱりわからない。

これは勝手な想像だけど、最初はペンションに来たギャルたちを殺していくサイコホラーの話を描こうとしたけど、それじゃ売れないと思って急遽サメを追加したんじゃない?
そう考えると、序盤でほとんど出てこないサメの辻褄は合う。


どんなクソ作品でも人とお酒飲みながら見れば面白いって言うけど、おそらくこの作品はそれすらできない作品。前に「ジュラシック・シャーク」っていうクソ作品を観たけど、それすらも超えるクソだった。
湯山敬

湯山敬