えむ

22年目の記憶のえむのレビュー・感想・評価

22年目の記憶(2014年製作の映画)
3.9
日本版のポスターからはサスペンスのような印象を受けるが、原題が『私の独裁者(=父親)』であるように親子関係がメインテーマとして描かれている。南北会談に向けて金日成を演じようとするうちに自分を金日成だと思い込むという突拍子もないストーリーではあるが、ソルギョングの迫真の演技によって確実に手触りのあるものになっているのが圧巻。俳優陣の演技が総じて素晴らしかった。
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