星野ピノ

ハッピーエンドの選び方の星野ピノのネタバレレビュー・内容・結末

ハッピーエンドの選び方(2014年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

WOWOWでやっていたので鑑賞。

イスラエル映画は初めて観た!
安楽死装置を作るおじいちゃんの話、としか知らなかったので、さぞかし重く辛いストーリーなんだろうと思って観ていたら。
所々におとぼけ要素?があり、泣いていいのか笑うところなのか分からず、独特だった。

車で移動してる所を警察に捕まるシーンが笑えた。
2回目も同じ警察だし泣き真似してるし!笑

2人目のおばあちゃんが亡くなった時に、いきなりみんな歌い出すのが印象的。

主人公のおじいちゃんの妻が認知症で、老人ホームの食堂に真っ裸で来てしまい、落ち込んでいた妻を励まそうと仲間みんなで真っ裸になるシーンは、とても素敵だなぁと思って微笑ましかった。

他人に対しては安楽死装置を使えても、自分の妻には使いたくない主人公のおじいちゃんの気持ちが、痛い程伝わって来た。

もし自分が病気になった時、苦しみながら死を待つより、安楽死したいって思うのかもしれないなぁ…
でも私は自分であのスイッチ押すの怖いし、誰かに押して貰いたいかな。
とか、考えさせられた映画でした。
星野ピノ

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