安堵霊タラコフスキー

天空の城ラピュタの安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)
4.8
金曜ロードショーで放送する度につい見てしまうけど、産業革命時代的な世界観も魅力的だしダイナミックなシーンも多いから何度見ても楽しめるからそりゃあ繰り返し見てしまうというもの。

飛行石が輝くときみたく音楽がシーンにリンクした箇所も多く、音楽自体も神秘的だから久石譲を宮崎駿が重用して有名になるのもわかる。

最初シータを守ってたムスカが真の悪役で、悪役然としてたドーラ一家が後半完全に仲間になるって意外性も改めて考えたら特異で良い。

エンタメし過ぎで意外と心に突き刺さるものが無いってただ一つの欠点があるけども、印象に残るキャラとかは沢山いるからそういう意味で見たら絶対忘れないイメージの強さで補えてる感もある。

でも何度見ても飽きないこんな傑作、果たして劇場公開直後に体験した人はどんな気持ちだったんだろうと、想像したら羨ましく思ってしまう。(こう言ったら大体の年齢がバレてしまいそうだが)