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20センチュリー・ウーマンのkazu1961のレビュー・感想・評価

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)
3.8
「20センチュリー・ウーマン」
原題「20th Century Women」
2017/6/3公開 アメリカ作品 2017-259

マイク・ミルズ監督の心に訴えかけてくる脚本が素晴らしいですね。思春期の息子を抱えるシングルマザーの葛藤やその息子を取り巻く人々の心の葛藤、強さ、弱さを心地よく見事に描いています。
そして何よりシングルマザーを演じるアネット・ベニングの演技の素晴らしさ!!自由人でありながらにして葛藤を抱えた人間を見事に演じています。
エル・ファニングは相変わらず可愛い!!(笑)
BGM、映像も美しく心にスッと入ってくる作品ですね。

「人生はビギナーズ」で自身のゲイの父親をモデルに描いたマイク・ミルズ監督が、今度は母親をテーマに描いた物語。1979年のサンタバーバラを舞台に、15歳の少年ジェイミーとシングルマザーのドロシア、そして彼らを取り巻く人々の特別な夏を描いた。母ドロシアに扮した主演アネット・ベニングは、ゴールデングローブ賞の主演女優賞(コメディ/ミュージカル部門)にノミネート。ジュリーを「マレフィセント」のエル・ファニング、アビーを「フランシス・ハ」のグレタ・ガーウィグが演じた。
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