常温で濃縮のカルピスを飲んでるみたいな作品。
こんな短時間で、経験したかった青春の喜びと痛み全部網羅してたのは驚き。
家族関係も友達も恋人も悩みも、私からすれば羨ましいほどごく普通のティーンの心配事だと思ってしまった。
でもそれらが色濃く、内申、親と兄弟、恋にバイトにプロムって全部詰め込まれてるから全然小さな悩みごとに見えない。
めっっっっちゃくちゃ等身大の青春!って感じで好きでした。でもその等身大が難しいんだよなー!!
レディバードの自分を見失わないところが勇気をもらえた。嫌なら嫌ってちゃんと伝えなきゃ。たとえ相手が世紀のイケメン、ティモ氏であっても!