こーた

レディ・バードのこーたのレビュー・感想・評価

レディ・バード(2017年製作の映画)
4.0
思春期あるあるてんこ盛り。貧困家庭の様に描かれているけども、実際は中流家庭の下くらいかなって暮らしぶりなので、割とどこにでもある様な家庭だなと感じた。狭い価値観を持つ親元を抜け出して、都会に飛び出したいと思うのは日本も全く一緒だよね。
娘に厳しく当たる母親。思春期の時期は自分のことが嫌いなんだと思いがち。あれが愛情の裏返しだったと知るのは親元を離れてからだったりする。ああ、今までは守られていたんだと。お父さんもいい距離感で、我が強い妻とのバランスが子供に対してよく取れていた。付き合う友達も色々変わったりするけど、あのタイミングで見切りをつけられたのは気持ちよかった。背伸びして付き合う友達って、結局どこか付き合いきれないところあるもんね。これも思春期あるある。
ティモシーシャラメ、売れ出す前の意味わからん不思議キャラみたいな使われ方してたな笑
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