奇しくも、母の命日にアマプラからおすすめされた映画。そういえば、アカデミー賞で話題になってたな。A24の作品やん!ということで観賞。
食事をしながらのながら観だったはずが、気がついたらのめり込んで、食べ掛けそっちのけでワンワン泣いてた。
決して裕福ではないけれど、普通の生活はできている家庭で、自分は特別と信じているクリスティン(自称レディ·バード)。
誰もが通るアイデンティティーの中、友人、恋人、家族との関わり合いかたが、自分と重なって胸がギュッと掴まれてしまった。
今思えば顔から火が出るほど恥ずかしい思い違いばかりだったけれど、それがすべてだと信じて疑わなかった青春。
喧嘩ばかりの憎くて仕方ない愛しい母。
ただ、母に好かれたかった日々。
私の母も、クリスティンの母と同じように私を愛してくれいたと思うと、人生のほとんどか救われる気がする。大袈裟か。
駆け抜ける青春を表すがごとく、テンポ良く進む展開に一時間半があっという間だったな。
貴重な時を費やす価値のある良作でした。
ありがとうございます!