何かがしたくて、何者かになりたくて、
都会に行けばそれが全部わかる気がして
田舎の若者は飛び出して行く。
スリフトショップで古着を漁って洗練されてるとは言えない個性的なドレスをイケてると思い込んだり、
共通点も共感できる話題も無いのに惹かれるクールな女の子や男の子に近づいてクールな世界の住人になろうとしてみたり、
みんなの前で大見得切って綺麗事を並べる大人を辱めてみたり、
そうやって今いる場所や今の自分を否定するように小さな反抗を小さなコミュニティの中で起こしたりして。
その無謀さは自分の通ってきた道と重なり恥ずかしくも微笑ましい。
「あの頃」を思い出したい方は映画館へ足を運んでみては。。?