少し前、仕事のこと・人生のことですごく悩んで参っていて、キャリアカウンセラーの先生と相談をしていた。
私が「先生、私羽ばたきたいの！」
って言ったら先生は
「羽ばたくにも助走が必要よ」って言った。
18歳の"レディ・バード"クリスティンの青春の瞬きは、飛び立とうとする小鳥の羽ばたきのように見えた。
色んなものに反抗したり、ママとの関係、パパとの関係…大人が理解出来なかったり、キスやセックスに憧れたり、田舎はいやだ都会に行きたいと思ったり、
ティーンズの頃の痛さ・辛さ・甘さ・眩しさなんかをユーモアを交えて豊かに描き出している。
良い映画だった。
吹き出したり頷きながら主人公を見守って、最後はじわっと涙が出た。
文字の上っ面をなぞるだけじゃ、あたまで考えているだけじゃ、実にならないことってたくさんあるよ。
やってみないとわからないよね笑
ただ大人になるほど失敗出来なくなるから、若いうちにいっぱい体験してあがいてみたらいいよ、と若者達には思う。
大人なんてつまんないと私も思ってた。でも大人には守らなきゃならないものがあるんだよね。そして大人だから完璧なわけじゃないの。でも大人になったら見えてくる世界もあるんだよ。人生って深くて楽しいよ。
ずっと優等生だったら幸せになれるってわけじゃないしな。
自分を知るために外に出て沢山色んなものを見るといいよ。
何が大切かは、本当は自分の中にあるんだよ。
