今注目の演技派若手女優、シアーシャローナン主演の青春コメディ。
青春映画やコメディ映画としても見応えがあるし、シアーシャローナンとローリーメトカーフの演技力も流石。でも単なる青春コメディかと思って見ていたらエンディングは不覚にも泣かせにかかってくる。
大学受験を控えた高校生の主人公の言動が微笑ましくもあり、痛々しくもある。いわゆる高二病というやつか。
親友とオナニーについて語り合ったり、初体験の相手が早漏で拍子抜けだったりと際どい下ネタが多く、また熱心なキリスト教徒の人が見たら怒ってしまうようなシーンもあり、かなり攻めてる内容だと思います。１８歳になった瞬間にコンビニへタバコとエロ本を買いに行くシーンには笑いましたが。
この話は監督のグレタガーウィグさんの実体験に基づいているらしいので、グレタさんも相当ぶっ飛んでる人物なんだろうなあ。
「青春」という誰もが通る普遍的なテーマを扱ってはいるものの、主に母と娘の愛情に重点を置いた作品なので、女性だったらもっと楽しめたんだろうなと思いました
