百合ちゃん

レディ・バードの百合ちゃんのレビュー・感想・評価

レディ・バード(2017年製作の映画)
3.8
自分はもっと上に行けるはず。自分ならもっとできるはず。そう思ってイケてる友達と遊んだり彼氏作ったり色々試して見るけど結局、自分は自分だった。だから、だからこそ、わたしはわたしなりに羽ばたく。そういう映画だったんだと思う。

レディバードは母親を愛していたし母親に愛されたかった。それがひしひしと伝わってきて切なかった。お母さんも意地はって全然素直になれなくて、なんだか リアルだなあって思った。

大嫌いなはずだった町を、退屈だとおもってたあの町の隅々を 本当は愛していただなんて。いやほんとに、故郷を運転した時って世界が変わる。見慣れたはずの町が全然違く見える。共感すぎる、、、!

そしてシャラメさま... パーティの陰で本を読むシャラメくん... いやいや好きになっちゃうってば。「いちゃいちゃするなよ」「いちゃいちゃしてない」「...それは残念」って、お〜い!!言われたい〜!!それは残念って言われたい〜!シャラメくんか出てるやつ片っ端から全部観たいな。君の名前で僕を呼んで以来、シャラメ沼から抜け出せない。

NY。カルチャーの中心の街。いつか、いつか行ってみたいな。最近セックスアンドザシティ観てるからNYの憧れがますます高ぶっております。