高校卒業ぐらいの自分を思い出す。
離れて気がつく事ってあるよね...
毎日ウザーって思ってた両親の言葉が愛情だった事に気がついたり。
何にもなくてつまんないと思っていた見慣れた街の景色は、実はとても美しくてとても好きだった事に気がついたり。
過程の中にいる時は、目の前の事や自分の事でいっぱいいっぱいで心も体も変化に忙しいから気がつかないけど、こうやって客観的見ると、少女から大人の女性に成長していく姿ってとても愛おしい事だなと思った。
子供の時は、何もかも当たり前のように思ってたけど、今思えば両親にとっても子供が育つ過程は全て初めての経験だし、親なりに飴と鞭に葛藤しながら子育てしてたんだろうなと思った。
馬鹿みたいな経験をして、身を持って傷みを感じて大人になって行くんだろうけど、親にとっては心配だし、出来る事なら傷付いて欲しくないよね。
子育てって赤ちゃんの時からずーっと大変なんだろうなと思うけど、そこにとてつもない愛情を感じる。
何かを気づかせてくれる映画って、やっぱり偉大だ。