お金持ちの友達に憧れる。嫉妬する。
田舎から大都市NYに引っ越したい。
自分が何者になりたいのか分からない。
周りの人に認めてもらいたい。
そんな感情が溢れるティーンの日々。
とても共感できた。
昔の自分を見ているようだった。
だから、少しムズムズした。
青春映画のようなのに、アメリカ社会の影を描き出していてとても良くできている。
監督のグレタ・カーヴィグが好きだなといつも思う。ユーモアの中に社会的な視点を織り交ぜ、主人公を苦しめるけどもきちんと救いがあるから心にすっと入ってくる感じがする。
シアーシャ・ローナンは、『ブルックリン』のイメージがあるけど、こうやって感情の波が激しい感じ、というか現代ぽくて爆発させる役も良い。もっとぶっ飛んだ役やって欲しい。
