なくしていないことの確認のための鏡の中の自己との対話は、なんだかまるで他人みたいな、そんなエピローグ。
それから記憶は飛んでプロローグ。
「記憶」というものがなくなること。それはいま、過去、という「時間」がなくなること。2PM、3PM、4PM……いままさに意味を無くそうとしている固定/呼称された時間。
そんな架空の時と場所でいつか、どこかへ願うこと。そこでストーリーが生まれる……本当に架空なのならば。
あとのまつりさ!
あともさきもないからぜんぶ祭りね。全フェス。
未来からみた過去の記憶の中で走る、踊る、「はじめまして」を嘯く。過去のない未来は存在するのかな。はじめましては、崩壊しないで連続性を保てるのだろうか。過去はあっても記憶はない、それは一体だれなんだろう。
反転現実のもしもは、反転するからおそろしい。
それからまたエピローグ。はじめまして。