片腕マシンボーイ

猛毒Y談 人喰い秘宝館の片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

猛毒Y談 人喰い秘宝館(2011年製作の映画)
3.6
猛毒Y談シリーズは蜂女のんが糞おもんないモンスターホラー、海女ちゃんのんは傑作巨乳ファンタジー活劇、と全く違った顔を見せてくれたんやが、果たして最後に残った本作は如何に?

一度入ったら帰って来られない?という都市伝説のある秘宝館にB級オカルト雑誌の記者2人組が突撃取材すっぞ!って話

いや〜怪奇秘宝館に突撃展開からして王道のお化け屋敷映画か?なんてワクワク観始めたんやが……
くぅ!まさかの怪人物川瀬陽太が大暴れする恐ろしきサイコパス映画でマシンボーイはゲラゲラしたぞぉ!キャッキャキャッキャ

そうね、埼玉の山奥にある廃秘宝館に巣食っているんは、おっぱい振り乱して襲ってくるマリリン・モンローの蝋人形でもなく、ちんこをぶん回し襲ってくる恐ろしき助平館長の霊でもなく、人々の煩悩が取り憑いた張形のバケモンでもなく……それ以上に恐ろしくて可愛らしい追い剥ぎ川瀬陽太ですよ!やったー!

そうね、呪いの秘宝館の噂に興味津々で乗り込んできたアホ共の脳天を木槌でポカーン!とぶん殴り財布を漁る川瀬陽太、うっかりそんな秘宝館に乗り込んだオカルト誌の記者であるおっさんとおばはんはたまたま良いタイミングの川瀬陽太に出くわした事で、あっさりぶっ殺される事もなく、家族として迎え入れられるのであります!良かった〜
そうね、ファミリーとなったふたりは家長である川瀬陽太に役割を与えられます!おばはんは半分ケツのはみ出たショートパンツでアホな男共を呼び寄せる囮、そうですねマシンボーイもまだ晶エリーが大沢佑香名義やった頃に半ケツはみ出たショートパンツと子供用のチビTシャツで街中を露出散歩するAVはドキドキしたもんですが、キュートな大沢佑香ちゃんならまだしも、本作のおばはんの半ケツ姿はなかなか滑稽で愉快でしたね
そしておっさんがおばはんのケツに引き寄せられてやってきたアホをロープでクビ締め!トドメに川瀬陽太が助走を付けての木槌アタック!アタック!アタック!アタック!っつ〜恐ろしき3連撃で獲物を狩っていくのであります!
まぁワールドトリガーに例えるなら修がスパイダーで敵を足止めしたところに、千佳ちゃんがレッドバレットで動きを封じ、遊真のスコーピオンピンボールでトドメ!っつ〜完全無欠の連携技でして、歴戦の猛者ならまだしも、観光気分でやってきたアホ共がこの包囲網から生きて帰るのは不可能なんよ!

しかし、この3人組にも弱点がひとつ…………そうね、玉狛第二の抜群のチームワークと違い、おっさんとおばはんは川瀬陽太にビビり倒して従っているだけで、信頼関係は皆無なのでありますよ、スンスン
果たして川瀬陽太はこのポンコツふたりを上手く手懐け、最狂チームを存続できんのか?くぅ……みんなもぜひその目で確かめてくれよな!オススメ〜

おや?猛毒Y談シリーズ、最初に観た蜂女は1点台つけたが、海女ちゃんと秘宝館は3点台後半のなかなかのハイスコア!思いもよらぬ良作シリーズでしたなぁ、これだからポンコツ映画は辞められない!やったー!
(とりあえず平均スコア底上げしとかねぇと……、こんな良作が1点台とかワンガリ・マータイさんも激怒すっぞぉ、もったいない!)