シネフィル母ちゃん

オンネリとアンネリのふゆのシネフィル母ちゃんのレビュー・感想・評価

オンネリとアンネリのふゆ(2015年製作の映画)
3.7
前回よりファンタジーメルヘンな今作、日曜昼間の上映なこともあり場内は子供たちが多かった。
小さい頃にこんなにも可愛い作品を観られていいなぁ☺️羨ましいなぁ☺️☺️
なんて微笑ましく感じていたけれど、子供たちは後半辺りでめっちゃ飽きてたよ笑!
私の隣の子はあくび連発で斜め横の子は椅子から降りてうずくまってた。
てっきり子供向けだと思っていた作品だったけど、小さい子達にとっては少し長かったのかなぁ。
しかし、お喋りしたり立ってウロウロする子達が居なくて「さすが恵比寿ガーデンシネマの客層......子供たちまで品が良い。。」って感動。
ポップコーンを買ってた女の子が、映画が始まる前に上映中に音が鳴らないようにポップコーンを紙袋から出してトレイに乗せて「これで周りの人に迷惑かからないね」って一緒に観に来たおばあ様に言ってたのを見た時は「おかわりのポップコーン、私が奢ったる!」と、声かけたくなっちゃったよ!なんて良い子なの...(TT)♡♡
ヒューマントラストシネマ渋谷の観客達もあの祖母孫を見習って欲しいわ!(ヒュートラ渋谷の客層が嫌いな私)


前置きがかなり長くなってしまった。。
ここから本題。
オンネリとアンネリは今回も優しくて可愛くて、ひたすらほっこりしながら観てた。
目に映るもの全てが可愛くて、童話の世界にじっくり浸れる心地良さ。
カラフルでお洒落なんだけど、お隣の双子は少し毒のあるオシャレだから、メルヘンだけじゃ終わらないところも良き!
子供たちのフィンランド語も可愛すぎ。

今回は小人さんたちを救うお話。
マジカルな騒動もひたすら楽しい。
映画の中はドタバタしてるのに、観ているこっちはそれを観て癒されるという不思議な感覚に。
悪い人が悪い人だけで終わらないのも、子供映画ならでは。

あーー私もふたりの住むおうちに行ってみたいよーーー!!!✨✨