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シークレット・デイ あの日、少女たちは赤ん坊を殺したのsatchanのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ダイアン・レインがラストシーンでまさかの豹変。実の娘も豹変。誰が嘘をついていて誰の話が本当なのか、最後の最後までずいぶんと掻き乱されました。

でもなぜ実の娘ではなく、ダコタ・ファニングを愛したのか?ダイアン・レインと娘の父親像がもう少し描かれていると完璧だったかな。刑事役の女優さんも、トラウマがある様子に描かれていましたがその理由もいまいち判然としない。過去の事件を解決しなかったことを悔やんでいるのでしょうか。

主演がダイアン・レインとエリザベス・バンクスの2人ですが、ダコタ・ファニングの存在も目立ち、皆んなを際立たせようとしたせいか、一貫したストーリーが失われているような印象を受けました。アリス役のダニエル・マクドナルドの記者会見では、異様な感じも印象に残ります。

人って、演技でどうにでもなる、と思いました。もしかすると、演技ではなくて本気で自分が信じてることだとしたら…どんな犯罪者にも自分の言い分があって、それぞれに真実なのかもしれません。
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