このレビューはネタバレを含みます
ダコタ・ファニング可愛い。
子供たちによる乳児誘拐事件。
メアリーベル事件やジェームスバルガー事件が思い浮かんだ。
容姿にコンプレックスを持つアリスにイライラして不愉快で仕方なかったけれど、それも元を正せば母親に原因があったりもするところがもう…。
ロニーはロニーで複雑な家庭環境故か、アリスママに愛情を求めていたことでアリスに嫉妬され、それが事件が引き起こす一因にもなっている。
実際に最初に連れ去ったのはアリス、脅されて手をくだしたのはロニー・・・ということでいいのかな。
図太いアリスは無罪放免、繊細なロニーは自ら命を絶つという、救いようのないオチ。
アリスママが我が子も刑務所に送らなければ第2の事件は起こらなかっただろうし、アリスの歪みもあんなにまで加速しなかったのじゃないかと思うと…。
どちらにしてもロニーは救われないバッドエンド。