【みゅーのレビュー】
2023/03/07 13:31
リューベン・オストルンド監督作品。
JAIHOありがとう!このために再加入してしまったよ!
黒人の少年グループに目をつけられてしまったアジア人と白人の少年グループ。
自分がその立場だったら…と考えると嫌な気分にしかならない、地味にストレスをかけてくるタイプの作品だった。
すごい大きな何かがあるわけじゃない。
けど、そのちょっとした何かがとっても嫌!
最後に出てきた大人。
ようやくまともな人出てきた…って安心してたらその人も考え方が尖ってて…。
他作品でも思ったけど、初期の作品ということもあってか、よりカメラアングルが特徴的だった。
少年たちの一部を切り取り、そこ以外を映さないのはとても効果的だったと思う。
どれくらい危ない状況なのか、パッと分からずヒヤヒヤ。
人の嫌な部分とかを少し誇張して描いているけど、だいたい分かるー、こういう人いるー、ってなるから本当に描き方が上手い!
これからもこの監督の作品は追っていきたいところ。