アメリカンドリームを夢見て渡米した二人の若きアウトロー。
かなり薄っぺらなストーリー。スタイリッシュな映像美を狙っているのは分かるんだけど、ベタでダサい・・。
おそらく今後、韓国映画界には戻ってこれないであろうカン・ジファンの魅力は十分に出ていて本当に華がある役者だったなあと、この度の事件は本当に悔やまれる。
対して、紅一点の歌手デビューを目指すユン・ジンソはストロベリーブロンドのウイッグも似合っていないし、キャラクターとしての魅力も全く無し。
ただ、全編ラスベガス周辺でロケしたアメリカの砂漠地帯だからこそ出せる乾いた空気感や、広い空、独特の夕日の赤い色合いなど、それなりに画になるシーンは多い。
ストーリーとしては全く魅力はないが、カン・ジファンのファンなら見ても損はないかも。