韓国映画歴代５位の興行成績、という事で観ました。やっぱり面白かったですね、万人向けの刑事アクションに仕上がっています。キャストは財閥の御曹司にユ・アイン、追い詰める刑事にファン・ジョンミン、脇をユ・ヘジン、オ・ダルスら有名俳優が固め、「ベルリンファイル」の監督リュ・スワンと最高のスタッフで作られています。ストーリーも単純明快で、財閥を隠れ蓑に御曹司が極悪な事をやっている、そして熱血刑事たちに成敗されるというもの。でも何で1500万人も動員したのか？そこまでの映画でも無いなとも思っていたんですが、Wikipediaによると、この年、大韓航空機ナッツリターン事件とか財閥の子弟の横暴が暴かれて国民の不満が爆発してたようで、その世相に乗っかって大ヒットしたのだそうです。なるほどね。そういうのって日本でもかつてありましたね。世相を反映ってやつ。
最後に、個人的に印象に残っているのが女刑事ミス・ボンを演じたチャン・ユンジュ。最後まで頑張ってたもの、カッコよかった！それと最後にカメオ出演で、ヤツが出てきます。これは笑った！刑事もの好きなら必見の作品ですね。
