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犬に名前をつける日のnekosukiのレビュー・感想・評価

犬に名前をつける日(2015年製作の映画)
3.8
今回の#みんかい❓は「犬に名前をつける日」。Kahoさん選定ありがとうございます😊

私は犬も猫も好きです。
私がずーっと持っていた疑問は飼うと決めた犬猫を何故最後まで面倒見ないか❓ってこと。

一度飼われた犬猫が野外で生きていくのは至難の業。鬼としか思えません😢

動物愛護センターのシーンは泣けました。
しかし、それより酷かったのは悪質ブリーダー
を語る保護施設の女性の言葉。 
 
そいつらは望みの毛色を創出するために近親交配を繰り返し、目が見えないコや耳が聴こえないコを生み出していました。 

もちろん動物愛護からは外れるのだけど犬猫がモノ扱いなので厳罰に処せられるワケではないことが悲しい。
私的には死刑相当だと思っています。

地球は人間だけのモノではありません❗すべての生き物が平等に暮らす権利を有しています。ソレを蹂躙する権利は誰にもないハズです。

この作品を観て思うのは、人間が一番残酷だってこと。認めたくはないけど…

可愛いからと大した覚悟もないままに飼い始め、面倒だから病気をしたからと捨てる。
鬼畜の所業‼️
 
私は何とか猫4匹を保護することができたけど、外で野良猫を見かけるたびに胸が切なくなる。
その度に飼ってあげられないか❓と真剣に悩みます。
 
作中登場する“ちばわん”とNPO法人“犬猫みなしご救助隊”の活動には頭が下がります。
私も綺麗事ではない実態を見て活動の厳しさを知ることができました。

この作品を観たことで犬猫の現状を知って、優しい気持ちを行動に移せる人が増えることを願います。
そして、殺処分がなくなることを心から願っています。

“犬猫に名前をつけるとき”に飼い主はその命に責任と覚悟を持つのですね。
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