あきしげ

グッドモーニングショーのあきしげのレビュー・感想・評価

グッドモーニングショー(2016年製作の映画)
2.5
生放送のワイドショーって大変というアピール。

良かった点。

・ワイドショーの裏
・女優陣の安定ぶり

悪かった点。

・すべてにおいて中途半端
・中井貴一の使い方が下手
・盛り上がりにかける展開

君塚良一が監督と脚本を務めた作品。
テレビドラマに疎くても知っている。
コメディタッチだから期待が上がる。

その結果が中途半端さが否めない。
結局、何をメインにしかったのか。
プライド、家庭、トラウマの克服。
色々とぶち込んだけで中途半端に。
どれも効果的な演出にはならない。

ワイドショーの大変さは伝わる。
しかし、そこじゃないでしょう。

そもそも、期待していた内容じゃない。
もっとバカバカしい展開だと予想した。
だが、意外にも真面目にしてしまった。
そのせいですべてが中途半端になった。

主人公の武器である言葉。
これに説得力がないです。
もっと訴える事があった。

個人的にはメチャクチャな超展開。
その中心に主人公が巻き込まれる。
言葉を武器になんとか乗り越える。
最終的にみんなを感動させる結末。

ですが、本作はまったく違った。
期待を下回る展開は残念でした。

何より中井貴一の使い方がイマイチ。
真面目さを逆手にとった演出が下手。
結局は最後までオドオドした印象に。

その代わり女優陣は良かった。
長澤まさみ、志田未来の安定。
木南晴夏の顔芸も印象的です。

やはり、君塚良一はドラマの脚本だけで充分です。
あきしげ

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