仏🇫🇷国原題:『La nouvelle Ève』＝イヴ新生の意。

劇中イヴという人物は出てこないが、聖書に登場するEveとLilith(Lilyth)という、神が初めて創ったとされる二人の人間女性を紐解くと、本作にも大いに関わっているので興味深い。

日本語以外の言語を理解出来ない私が、字幕吹替なしの外国映画に挑戦してみる、#映画は言葉の壁を越えれるか試してみた、、の19本目。

予告
La nouvelle ève bande annonce
https://youtu.be/eCB_2WSHngk (1:26)


　カーディガンズの『マイ・フェイヴァリット・ゲーム』で始まり、カーディガンズの『マイ・フェイヴァリット・ゲーム』が流れるエンドロールで終わる。

The Cardigans - My Favourite Game “Stone Version”
https://youtu.be/u9WgtlgGAgs (4:23)


　カトリーヌ・フロ目当てで観たのに脇役ですか······でも脇としての存在感は充分。
主人公が夢中になる男の奥さん役を演っている。

主人公の行動が終始自分本位で無軌道過ぎて、人のダンナに手を出すときたら、殆んどの鑑賞者はイライラムカムカするだろう。

ご想像通り周囲をぶんぶん振り回す。

酒癖悪いは、連れがいる女の唇も出会って１分で奪ってしまうは、つまみ食いもちょいちょい。

略奪願望があるんかしらと思ってみるも、そういう訳でもないらしい。


　不倫は悪である、そんなことは誰でも知ってるし曲がらない事実。
そんな女や男たちの心理を見れるのも映画ならでわ。

我々は、いけないことと分かっていてもやってしまうことがあったり、魔が差してしまうことがある。イヴやリリスのように。

「不倫なんて汚らわしい」ごもっとも。
ただ他人事だよね。
「アンタは大丈夫かい？」
判で押したような反応ばかりする人々に、そう聞いてみたくなってしまう。


　主演のカリン・ヴィアールは本作で、第２回 B-Movie Film Festival (2000) "Killer B" 部門の主演女優賞を獲得。
最近では、『エール！』で耳の聞こえないお母ちゃん役を好演している。

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