映画の中ではっきりと良いものが二つある。
一つは美しいモンタナの自然。レッドフォード映画にはハッとさせるような大自然を捉えたショットが必ずある。
そしてもう一つは心に傷を負う少女を演じるスカーレット・ヨハンソン。
若いころからすでに片鱗を伺わせていることがよく分かる。
子供なのに大人っぽい表情を使い分けている。
この二つ以外は特に見るべきものはない。
途中に入ってくる不倫の部分など、バッサリカットした方が余程傷ついた心を癒すという目的がすんなり入ってくるというもの。
演出によって好き嫌いが分かれる作品なので、見る人を選ぶ内容なのかも。