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モンタナの風に抱かれてのDのレビュー・感想・評価

モンタナの風に抱かれて(1998年製作の映画)
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人間ドラマの名作を生み出すロバート・レッドフォードが初めて監督と主演を兼任した作品。

ベストセラー小説が原作、脚本はエリック・ロス。

幼い頃のスカーレット・ヨハンソンとお馬さんの話をメインにみはじめたものの、思いのほか話が脱線する展開の映画。

原題は「The Horse Whisperer」で邦題とは異なる通り、やや本筋とは異なる主張が出過ぎていて、バランスを欠いているようにも感じられるほど、大人の情事、否、事情が大きなウエイトを占めているように感じられた。

とは言え、それが必要な長さであるし、重厚感によって繰り広げられるドラマは非常にみごたえがある、ロバート・レッドフォード監督・主演ならではの感動作となっている。

風景はもちろん、馬を含めた大自然がもうひとつの主人公のようでもあり、雄大さに満ち溢れた美しい映像とともに綴られ、撮影はロバート・リチャードソン。

その映像に寄り添うやさしくも壮大でここちよいスコアはロバート・リチャードソン。

その他共演はクリスティン・スコット・トーマス、サム・ニール、ダイアン・ウィースト、クリス・クーパー他有名どころがズラリと並ぶ。
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