カッキー

ダウンサイズのカッキーのネタバレレビュー・内容・結末

ダウンサイズ(2017年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

自分のサイズを小さくして、経済的に、環境に優しいと謳った技術が広がる世界🌍
そこで、ダウンサイズして生きて行くことを選んだポールと、オードリーの夫妻👨👩
が、結局オードリーは小さくなることから来るデメリットで躊躇し、ポールだけ小さくなって離婚、と鼻からこれからの展開の行く末が不安になる展開に笑

これからどうなってくんやと思えば、上の階に越して来たセルビア人ドゥシャンとの出会いから、ベトナムの活動家ノク・ランと出会い生き甲斐のようなものを見つけるが、世界はディストピアに向かっているという話に変わって行く💀

ダウンサイジングの技術が、権威主義の国で悪用され、都合が悪いことを言う人たちを小さくしたりと、新しい技術が導入されると何かと本来の使い方と違うとこで悪用するやつが現れる。
それは人類史を見ても分かるとおり、ダイナマイトや、核、電話、インターネット、最近ならAIの技術がそうである💦

南極のメタンガスが氷の解凍により出てという展開から、ポールはダウンサイジングの技術を作った医師のアスビョルセンたちと地下に潜り、人類のために世界を残すか、滅びる人類側として帰るかという選択をすることになるが、私でも同じ選択をする気がする。

ホン・チャウが演じたノク・ランがお節介で、うるさいキャラクターだったが、それが魅力的な役だった✨
カッキー

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