TakashiKikunaga

ダウンサイズのTakashiKikunagaのレビュー・感想・評価

ダウンサイズ(2017年製作の映画)
4.1
マットデイモン主演で、世界中の人口が増えすぎている問題を、人間のサイズを小さく「ダウンサイズ」することで解決しようという提案をする企業と、実際に小さくなることを選択した人たちと、それを拒否した人たち、小さくなった上で、さらに生活の安寧を求めて移動していく人たち、新しい神様、リアルじゃない設定にもかかわらずリアルな要素が溢れており「ひょっとしたらこういう未来もあり得るかもしれない」という感覚に引き込まれていく。

これがドラえもん的なスモールライト、ビッグライトのようなモノではなくて、不可逆的な技術のため、早期リタイヤ、終活にもつながるような話になっていて、未来を生きる若い世代も、壮年期も高齢者も、誰が見ても色々な感じ方ができる映画だと思う。

「もしも地球の人口問題を解決するために人間が小さくなったら」
どんな未来が来るんだろう。

そういえば2050年には90億人を超えると言われている地球の人口を支えるだけの食糧や土地の問題は解決できるんでしょうかね。。。
TakashiKikunaga

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