いよ

キャノンフィルムズ爆走風雲録のいよのレビュー・感想・評価

4.0
冒頭からメナヘムの言葉『本当に映画人になりたいなら叔母を殺してでも金を作れ』で引き込まれる。
メナヘムとヨーラムの作った映画達はとにかく刺激的でわかりやすい。ヨーラムが金を集めてメナヘムが映画を作る。どちらが欠けても回らないキャノンフィルムズの二本柱。
ペアルックで海岸を走り、カメラの前で肩を組む。妻や子供達からも夫婦のようだと例えられるほど仲がよかった二人がいかにして袂を分かったか。大量の映像資料やインタビューで辿っていく。
人生そのものが映画。栄光と転落。撮影陣からキャノンフィルムズ映画へのリスペクトを強く感じた。
エンドロールはほんとうに楽しそうでこっちまで嬉しくなった。
実はキャノンフィルムズ作品観たことがないのでこれを機に手を出してみたい。
いよ

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