夜行列車に乗ったカリート

ソーセージ・パーティーの夜行列車に乗ったカリートのレビュー・感想・評価

ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)
2.5
「もしも食料や消耗品が生きてたら~」という発想と、「映画には絶対に下ネタが必要だ」と思ってる人が作った、スーパーお下品アニメ映画。

物語は、パンに挟まりたいソーセージが、自分たちは神(人間)に食われる存在だと知って大騒ぎするストーリー。あとビデも大騒ぎする。

この映画を面白いと思うか思わないかで、その人の性格診断が出来るくらい極端な映画でした。
自分はというと、うーん、まぁ…若ければ楽しめたか…という印象。

物語の主題はトイ・ストーリーの派生型というような、人間が行っている消費社会への言及だったりします。その点はトイ・ストーリーでも触れていた部分だし、悪くないテーマだと思います。

だだ本作は、主題テーマを真面目に取り上げる気もなくてですね。
「そんなこと考えるより乱行でもして、人生楽しくやりましょう!!ヤッホー!!」と言い切ってしまうのが、作品最大の魅力。

まぁ実際にそれがやりたかった事だろうし、楽しんだ者勝ちというのも、真理ではありますね。
若者的ではありますが、こういう遊び心というか、幼稚さも時には大切です。