かえで

ソーセージ・パーティーのかえでのレビュー・感想・評価

ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)
3.5
もうとにかく酷い映画だろうと思って観に行ったら、意外に結構まじめでした。「既存の価値観に疑ってかかる」「タブーに切り込む」といった主題としては、神とは?宗教とは?を考えさせられる作品『PK』に酷似してる。
なんて思ってたらラストが酷すぎた…!!心の底から自由になって何もかも解放されたら、人間も結局ああいうことに行き着いてしまうんでしょうか…(笑)
ていうか敵キャラが○洗浄機だとか、ドラッグ打ったら食べ物たちの姿が見えるとか、よくよく考えたら普通にヤバイ映画。危うく流されるところだったよ…。
ただ、お話の組み立てやキャラクターの役割分担など一貫してしっかりしているのですんなり入りこめてしまったし、普通に楽しめました。あまりにも人間が悪者にされすぎるけれども…(笑)
あと、音楽はさすがのアラン・メンケンで安定の良曲。ディズニーは一体どう思っているんでしょうか…。
一番笑ったのがガムの登場シーン。完全にホーキング氏。ガム天才すぎだった。
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