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ミモザの島に消えた母ののんchanのレビュー・感想・評価

ミモザの島に消えた母(2015年製作の映画)
3.7
3月8日は《国際女性デー》でした。
イタリアではこの日、男性が日ごろの感謝を込めて、母親や妻、同僚などにミモザの花を贈るんだそうで《ミモザデー》と呼ばれています。
ミモザの花でリースを作った友人のインスタがあまりに素敵だったので、なんとなくタイトルに惹かれて観てしまいました😅

『サラの鍵』の原作者タチアナ・ド・ロネの同名ベストセラー小説の映画化❗️

ミモザデーとは関係ないですが、30年前に「ミモザの島」と呼ばれるノワールムティエ島の沿岸の海で、若い女性が謎の死を遂げていた。それを30年経って解明するヒューマンサスペンス。


その女性は10歳だったアントワーヌ(ロラン・ラフィット)と妹アガット(メラニー・ロラン)の母親だった。
アントワーヌは30年前の母の死の喪失感から40歳になった今でも抜け出せないでいた。
兄妹は大好きだった母親の想い出を辿っていき、ある人物と巡り会い、思いもかけない真実を暴き出して行く...


引き潮時に数時間だけ海中から現れる、本土と島をつなぐ全長4.5kmの砂州「パッサージュ・デュ・ゴア」の自然豊かな景色はヒントともなっているのだが、その映像の美しさに加えて、音楽も印象深い♬
イギリスのロックバンド、レディオヘッドと、アイルランド・ダブリン出身の新鋭ロックバンド、コーダラインの2組の楽曲がミステリアスな空気感を高めていた♫


メラニー・ロランが気になって鑑賞したのもあるが、そんなに目立った出番ではなく...
ちょっと現実的ではないように思えてしまう部分も...まぁ小説の世界ですけどね🤔
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