ゆいはん

BABY BABY BABY! ベイビィ ベイビィ ベイビィ!のゆいはんのレビュー・感想・評価

3.0
大手出版社で副編集として働く佐々木陽子(観月ありささん)は、新しい雑誌の創刊を控え編集長をやらないかと提案される。社内初の女性編集長誕生というのもあり、陽子は俄然仕事へのやる気を出していたが、そんな中まさかの妊娠が発覚する。産婦人科に行くと、4人目を妊娠中のベテラン主婦の大野春江(松下由樹さん)や若くして子どもを授かったミカ(山本ひかるさん)など様々な妊婦がいた。しかし、陽子は仕事を優先したく子どもを産む気がないとのことだった。

キャスト陣が「ナースのお仕事」のメンバーというのもあり鑑賞。観月ありささんと松下由樹さんのコンビを見ると「あさくら~!」「せんぱ~い!」のやり取りを思い出す。

この少子化だからこそ響くものがあるし、陽子の台詞や想いが所々突き刺さる。妊娠を機ににこれまでに培ってきた仕事を辞めなくてはならない。男と女かで人生は決まる。

少子化は日本の社会的問題でもあるし、このような作品がもっと広まればいいなと。
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