このレビューはネタバレを含みます
ブリー・ラーソンがアカデミー賞獲った映画ってことで、前情報なしで鑑賞🎞️
隔離された部屋に母親ジョイと、息子のジャックが2人、たまに現れるオールド・ニックは何者?
と思いながら観ていたら、ああそういうことか。
17歳だったジョイは誘拐・監禁されてこの部屋に7年なんて。
そして、ジャックはここで生まれて、外の世界を知らない。
脱出計画が功を奏し、2人は外の世界へ🌍
ジャックにとってはボーイ・ミーツ・ザ・ワールドな状態で、初めての世界に戸惑いしかない。
ジョイと家族の葛藤、ジャックが初めてだらけの世界で戸惑いながらも現実を受け入れて行く姿に、引き込まれた。
最後に、ジャックが現実で生きていくために、閉じ込められ、そこだけが世界だった部屋で、家具にさよならを告げるシーンが、静かな感動を呼ぶ名シーンだった✨
ジョイ役のブリー・ラーソンの演技もだが、ジャックを演じたジェイコブ・トレンブレイの自然な演技がこの作品の要であろう。