監禁される…っていう前情報だけで、怖い映画のイメージがありましたが、前向きな気持ちになれる愛を感じる映画でした。
何よりも、辛く感じたのは、父親が、孫に対して冷たかった事。
あんな状況下で、まず、娘が助かった事と、その娘の大事な子どもに対して、愛を見せて欲しかった。
いろんな意見の方がいて、父の気持ちがわかる…って言う感想がある事も承知致しておりますが、あんなに可愛らくて、自分の血を分けた子どもを見たら、すぐに愛情が湧きおこらないのだろうか？？？
…って、その事ばかりが、気になりました。
マスコミの在り方も、国を問わず、興味本位なところがありますが、時の人的なところがあり、その時に凄く傷つけられてる人が、必ずいる事は、忘れたくない気持ちになりました。
それにしても、ジェイコブくんの演技…
素晴らしかったです。
『レヴェナント』のデカプリオと、変わらぬ素晴らしさ！
アカデミー賞の主演男優賞でもおかしくないぐらいの演技だと思いました！！
ブリー・ラーソンは『ショート ターム』より、注目致しておりましたが、今回、より素晴らしい演技であった事、また、それを評価された事に拍手を贈りたいです。
＊2017年2月26日WOWOWにて再鑑賞致しましたが、今回は、この映画の作り方が、実に上手いと感じました。
キツイ内容も、ジェイコブくんの語りを入れる事で、凄く印象が和らぎ、この映画はやはり、ジェイコブくんの存在が凄く大きいと再認識しました。。。
