鍋レモン

アントボーイの鍋レモンのレビュー・感想・評価

アントボーイ(2013年製作の映画)
3.0
⚪概要とあらすじ
デンマークの同名人気コミックを映画化。超人的な力を身につけた少年が誘拐事件に挑む姿を面白可笑しく描くヒーロー・コメディアクション。

弱虫で内気な性格の12歳の少年ペレは、クラスメイトのアマンダのことが好きだが、彼女からは認識もされていない模様。ある日、ペレがアリに噛まれた瞬間に体に異変が起き、彼は超人的な力を身につけることに。彼は友人ヴィルヘルムの援助を受け“アントボーイ”として町の人々を救ってゆく。そんな中、アマンダが誘拐されてしまい、超人ノミ男と対決することになるのだが...。

⚪感想
「俺はノミ男だ」

アメコミ大好きな人が考えたんだろうなって感じで所々アメコミネタがある。パクリ過ぎずちゃんと考えているっぽさが好き。
能力はスパダーマンのアリ版って感じ。

かなり単純なんだけどヒーロー映画としては、ちゃんと成立していた。
冴えない主人公にそれを支えるオタク相棒。そしてヒロイン。敵。いい感じに揃っていて、ちゃんとしたヤングスーパーヒーロー映画。

主人公の砂糖がないと力が弱まる設定と敵の血がないと力が弱まる設定意外と良かった。でも、敵がノミって!!
酸のオシッコは意外と役立って笑った。

ヒーローもの好きな人は結構楽しめそうな作品。

個人的にアントボーイのスーツがバットマン風に飾られていた時が胸熱だった。

全体的に予算が少ないのかアクションシーンは少なめで急なCGになったりする。
途中途中に原作のイラストらしきものが挟まるのが良かった。

ありの大群だったり、ムカデ、ダニがちょっと登場してなんかゾワゾワした。虫は好きだけどあのうじゃうじゃしてる感じは気持ち悪い。

他のヒーロー作品に比べると子供向けだけど普通に楽しめる作品。

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(吹き替え)。
鍋レモン

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